【登場人物】
私・・・女
龍・・・男
【ストーリー】
私『人間なんか嫌いだ。こんなことになるんだったら。』
〘私の声〙
〘私はSNSをやってる際に、フォロワーさんを泣かしたらしい。理由?共用の連絡ツールでど下ネタを言ったこと。私は下ネタは言ってないが、罪は同じだろう…。謝ったのに、相手は相当お怒りだった。〙
私『逃げてしまった。結局私は……。』
龍『そうだよ、君は逃げたんだ。馬鹿だよなぁ…。』
私『誰!?』
龍『誰だって?君はよく知ってるはずさ。おバカさん。』
私『私はっ…!!』
龍『馬鹿じゃないって言うのかい?泣いてる子すら気づかなかったお前がか?』
私『私は…私は…。』
龍『そういうのはな、自業自得なんだよ。お前は本来止めるべきだった。』
私『そう…私はあの時点で止めるべきだった。』
〘私の声〙
〘あの時点で、私が止めてれば…こんなことにはならなかった。なんでそんなこと出来なかったんだ、私は……。〙
龍『お前は、昔からそうだ。自己中心的なんだ。それにお前は気づいていない。』
私『…でもっ…』
龍『でもじゃない。お前はそうやって同じことを繰り返すのか?そんなんじゃ何も変わらないぞ。』
私『……っ。』
龍『…僕は知ってる。君の何もかも…。だって僕は、君によって作られ…名前を与えられた。』
私『私が悪いんだ……私が悪いんだ……』
龍『そうやって追い詰める所も知ってる。それが君の本来の姿ってことも。』
私『……人間なんか嫌いだ。こんなことになるって知ってたはずなのに…。』
龍『お前は、同じことを繰り返すのか?それとも、その苦しみを刺すのか?』
私『うるさい……うるさいうるさいうるさいっ!!』
龍『…あーぁ、こうなったら僕も止められないや。また僕を【削除】するんだね。』
私『……さよなら、もう1人の……。』
【この***は削除致しますか?】【はい】
【削除致しました】
END…?
キーワード:シリアス・2人・男1・女1・Natal
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