『もう知らねぇ!』作者:Natal
- myonspoon
- 2021年4月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年1月24日
【登場人物】
直哉(なおや)・・・男
玲弥(りょうや)・・・男
【ストーリー】
直哉(なおや)『なぁなぁ……。りょーちゃん……。』
玲弥(りょうや)『なに?』
直哉『なぁなぁなぁなぁ……』
玲弥『だからなんだよ!!しつこいな!』
直哉『やっぱ、なんでもない笑』
玲弥『なんだよ…。構ってちゃんかよ、キモイな。』
直哉『酷くない?え、今の言葉酷くない?』
玲弥『そうか?いつも通りだろ?』
直哉『…今すぐそのキモイを訂正しr((((』
玲弥『断る』
直哉『ぴえん』
玲弥『てか、なんでさっきから作業進んでないわけ?やれよ。』
直哉『えぇー…めんどい。』
玲弥『お前なぁ……。』
直哉『だってやる気出ないし、この部署…むさいし。』
玲弥『女が居れば、やる気になるってか?』
直哉『出来れば、こう…おっぱいがでかい人がいいなぁ…。屈んだ時にさ、こう…谷間が見えるぐらい……』
玲弥『最低だな。』
直哉『うるさい。女に飢えちゃまずいのかよ。』
玲弥『そもそもさ、そんな事言ったって行動出来ないだろ?(笑)』
直哉『そういう玲弥は、どうなんだよ。』
玲弥『…俺?俺はぁ…奥さん一途だからぁ?…この前もさぁー…』
直哉『ハイハイ。惚気は結構でーす。』
玲弥『お前、俺は仮にも【先輩】だからな!?【セ・ン・パ・イ】!!』
直哉『先輩って言ったって、たかが2ヶ月違いじゃないっすか。』
玲弥『…ほら、ダラダラ喋ってないで作業おわらせるぞ!』
直哉『はいはい、分かりましたよー。』
数時間後、定時時間。
直哉『これをこうで ……よっしゃー…終わったぁー!!』
玲弥『やっと終わったか。ほれ、コーヒー。』
直哉『あざっす。』
玲弥『あの後すぐ終わると思ってたら、あの鬼畜上司が書類増やすから…』
直哉『それな。』
玲弥『じゃあ、先に帰るわー。』
直哉『最近つれないっすねー。飲みに行きましょうよー。』
玲弥『俺は、愛するハニーが待つ家に帰るんだ、だからその腕を離せ。キモイ。』
直哉『えーっ。奥さん奥さんって……俺はどうなんっすかぁー?』
玲弥『知らねぇよ!!1人寂しく居酒屋だの行けよ!!』
直哉『ねぇねぇねぇ…りょーちゃん…こんなに可愛い【後輩】くんを置いていくのぉ…?ねぇねぇねぇねぇ……。』
玲弥『知るかよ!!離れろって!マジキモイから!!』
直哉『いやだいやだーっ。りょーちゃんが一緒に飲みに行くって言うまで離れるか!』
玲弥『お前は、うさぎか!?寂しすぎて死んじゃううさぎなんか!?』
直哉『いや俺、猪年っす。』
玲弥『そこだけマジレスすんなよ。離せよ!』
こんな事が、小一時間続いた。
Fin
キーワード:日常・先輩・後輩・2人・男2・Natal
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