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『2人の決意』作者:あれん

~登場人物~ ♂⤑1 ♀⤑1 不問⤑1 ✰︎陸(♂)『21』 ✰︎綾(♀)『18』 ✰︎謎の声(性別不問)『4』 『』⤑セリフ数 所要時間⤑約3分 ~あらすじ~ ある日突然デスゲームに巻き込まれた陸と綾。 2人はお互い支え合いながらゲームを突破し遂に最後のゲームをクリアした。 だが…。 【物語START】 「お、終わった… やっと最後のゲームをクリアした… やった…やったぞ綾!」 「やったね陸!」 「これで俺ら帰れるな! 仲間たちはみんな死んじまったけど、お前だけでも守れてよかったよ。」 「…みんな…グスッ」 謎の声 「あーあー、マイクテスマイクテス、聞こえる?」 「ん?なんだこのうるさい声は。」 謎の声 「なんかー全て終わったような顔してるけどー、終わってないよー?」 「は?」 「えっ?」 謎の声 「生き残れるのはただ1人だけ。 だから君たち2人には殺し合いをしてもらうよ。」 「…はっ? いやいやいや、そんなん聞いてねぇよ。」 謎の声 「あっごめーん、言い忘れてたかもしれなーい、てへぺろ☆」 「は?言い忘れてたかもしれない? てめぇふざけんじゃねぇぞ!!」 「こ、殺し合いって…私と…陸が…?」 「…そんな不安そうな顔すんなよ、大丈夫だから。」 「だ、だって、殺し合いだよ? 私達が殺し合うんだよ!?」 「殺し合いって言っても何もな…あったわ。」 「拳銃…」 「あー、これを取り合って殺す、というわけか。 ははは…最後はゲームじゃなく、自分自信の手で殺させるわけか…胸糞悪ぃな。」 「この銃で陸を殺すなんて…出来るわけないじゃない!! ……陸、私を…殺して。」 「!?何を馬鹿なことを言ってるんだ!!」 「私は陸に生きてて欲しい、幸せになって欲しい! だから…だからお願い…」 「…なぁ綾。」 「…ん?」 「お前さ…夢、あったよな。」 「うん…世界中のあらゆるものを研究したい…」 「そうそう、それで研究員になりたいんだったよな。」 「うん…」 「お前なら絶対になれるよ。」 「えっ? …そういう陸も、夢…あるんじゃないの?」 「ん?俺の夢? そうだなー…んじゃ、俺の夢を言う前に、1ついいか?」 「うん…何?」 「綾、俺、綾のことが好きだ。」 「えっ?」 「だから、ここまでお前のことを守れて、本当に良かった。 何泣きそうな顔してんだ? そんなに告白が嫌だったか?」 「嫌じゃない!! 嫌なはずない!! だって…私も…陸のことが…好きだから…!!」(泣きながら) 「ありがとう。」 「……」 「あー、俺の夢、だったよな。」 拳銃をリロードする音 「俺の夢は…お前が夢を叶えて、楽しそうにしているのを見ることだ…」 「…えっ?」 「…応援してるからな。」 陸が自分の頭に向けて銃を発砲する 「えっ…? り…りく……い、いやあああああああ!!!」 END



キーワード:恋愛・シリアス・3人・男1・女1・不問1・あれん

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