[愛恋(あれん)の声]
[皆さん、ごきげんよう。愛恋ことアレーナ嬢です。あれから大分の月日が経ち、この度…レアン様と…無事
婚約解s((←]
レアン「解消しないからな?言っとくけど。」
愛恋「なんでですか!?あんなに署名運動までしたのに!!」
レアン「署名運動でも、ほとんどアレーナ嬢の知り合った方ばかりじゃないですか。」
愛恋「ガーン!!」
レアン「口で言うやつ、初めて見たよ。とにかく解消はしないからな。」
[愛恋の声]
[悲しいお知らせです。婚約解消はしないようです。元はと言えば、あの時初めて出会ったのが運の尽き。]
愛恋「あぁー!どうすればいいのぉ!!」
ニーコ「…アレーナ嬢、遊びに来ましたよ。」
愛恋「ニーコ様ぁぁぁぁぁ!」
ニーコ「兄上から、私を呼んでるって聞いたのでなにかと思ったら、まだやってたんですか。」
愛恋「ニーコ様酷いぃ…」
ニーコ「私からの提案は、ひとつのみ。」
愛恋「それは!!?」
ニーコ「ズバリ!【寮付きの女学院(じょがくいん)】に入学することです!!」
愛恋「…女学院??」
ニーコ「女学院に入れば、男性は入る事も出来ませんし、気軽には立ち入る事は不可です。」
愛恋「…女学院かぁ、もうそれしかない!!」
ニーコ「では、これ…を…どうぞっ!!」
愛恋「ニーコ様?この大量の本は一体………。」
ニーコ「もちろん、女学院に入学するには試験がありますからね。頑張ってください。
…あ、私は手伝いませんからね。」
愛恋「…ジーザス……。」
[愛恋の声]
[こうして私は、女学院に入るため勉学をしなくてはいけなくなった。]
キーワード:ファンタジー・3人・男1・女2・Natal
Comments