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『ラーメン戦争』作者:痔・エンド

【登場人物】


店長…熱い男、バカ、何気優しい


真田…真面目、大バカ

(性別どちらもOK)


【ストーリー】


店長

「へい!!らっしゃい!!」


真田

「来たぜ!店長」


店長

「おぉ来たなぁ真田ァ!!」


真田

「あぁ来たぜ…」


店長

「真田よ!!」


真田

「どうした店長ォ!!」


店長

「おめぇ何度も言うが開店は朝9時なんだ!!8時に店来んじゃねぇ!!仕込み中なんだよ!!」


真田

「店長よその言い分は納得いかんな…何故なら入口が空いていたからだ」


店長

「あれ職員用の裏口なんだよ!!関係者以外立ち入り禁止って書いてんだろうが」


真田

「分からないな…店長よ(私/俺)はこの店の常連であり、顔なじみ以上の存在のはずだ!!関係者と言っても過言では無いだろう!!」


店長

「関係者ってのは職員を指すんだよおおお!!そろそろ覚えてくれ!!」


真田

「さぁ店長いつもの頼むぜ」


店長

「仕込み中だって言ってんだろ!!」


真田

「しょうがない出直してくる。」


店長

「ふぅ…帰ったかなぜあいつはいつも我が物顔で入ってくるんだ…」


真田

「店長来たぜ。」


店長

「おい店の裏口出入りしたら出直したとかいう理屈が通ると思ったのか?」


真田

「ダメなのか?」


店長

「9時開店なんだよ!!9時に来い!!」


真田

「わかった!!出直してくる生きて帰る。(私/俺)を待っててくれ」


店長

「頼むからそのまま破滅してくれ…」


数分後…


プルルルルルプルルルル


店長

「電話?職員か?はいもしもしこちら最上(もがみ)ラーメン」


真田

「私だ。」


店長

「お前か」


真田

「あぁ。」


店長

「何故かけてきたんだ」


真田

「いつものを1つ」


店長

「質問に答えろ。なぜかけてきた」


真田

「いつものを1つ」


店長

「質問に答えろ!!」


真田

「腹が減ったからだ💢!!」


店長

「なぜ逆ギレする!!

うちは出前はやってないと何度言ったら分かるんだ」


真田

「では今から自転車で向かうから持ち帰らせろ」


店長

「持ち帰りもうちはやってねぇ!!

9時開店に正面から来い!!」


真田

「フッ…フッフッフッフッ!!

最上 錬磨よ(もがみ れんま)

正面から貴様に挑む。手を洗って待っていろ」


店長

「おい本名で呼ぶな。俺とお前は友達じゃないだろう!それと、言うなら首を洗って待っていろ!だろうが。手を洗うのは業務上必須なんだよ」



そして…迎える9時


店長

「来たか……」


真田

「来たぜ……」


店長

「おい。」


真田

「なんだ錬磨よ」


店長

「名前で呼ぶなコラ。じゃなくて何故うちの制服を着ている」


真田

「裏口に干してあったものを拝借したのだ」


店長

「行動の意味がわからないななぜ持っていった」


真田

「そこにあったからだ」


店長

「回答になっていない、そこにあったら、持っていっていいのが許されるなら警察はいらないんだよ

お前業務妨害でそろそろ警察呼ぶぞ?」


真田

「フッ…警察…ポリ公の事か政府の犬なんぞ怖くないわい」


店長

「お前は多方面から怒られろ!

んで、何故うちの制服を着ている。」


真田

「この店が気に入ったここで働かせろ」


店長

「絶対に嫌だ」


真田

「クソが食べログに評価1つけてやる」


店長

「どっちがクソか100人に聞いて回れ。お前が100対0で負けるぞ」


真田

「チッ食ったら帰るよしょうがないな」


店長

「おうさっさと帰ってくれ」


真田

「いつもの1つ」


店長

「ほらチャーハンだ!!


…フゥ…お前そろそろうちのラーメン食ってみろよ」


真田

「何を食うも(俺/私)の自由だろう。」


店長

「よし食ったな!よーし帰れ」


真田

「ではまたくる。」


店長

「おう…あー静かになった!!さて作業の続きを…あ!!制服!!」



次の日



真田

「来たか…遅いぞ」


店長

「来たかじゃねぇんだよ何してんだお前」


真田

「何って仕込みだ。」


店長

「分からないなお前なぜ仕込みをしてんだ」


真田

「人の信頼を得るにはまず行動で示すべきだと思ってな」


店長

「理論は間違ってないがやってることは業務妨害と不法侵入なんだよ!!」


真田

「御託はここまでだ!!まずいいから食え」


店長

「ったく何様だお前は!!……


いただきま……

んっふぉっ!!!!!!??


俺の中の美味しいメーターがぶっ壊れた!!なんだこれは!!生まれて初めての感覚!!五臓六腑に染み渡る!!俺の中のラーメンの常識が覆った!!……!?」


真田

「さぁ…働いてやってもいいぞ」


店長

「雇って…もいいぞ…よし、まずは施設の説明からしてやろう!!」


真田

「停戦協定だ!!」



しばらくして


店長

「来たか…」


真田

「来たぜ…」


店長

「お前は今日休みの日だ!!」


真田

「客の笑顔こそ至高である。(私/俺)はその為に今を全うする」


店長

「流石にテスト期間は休みくれてやるから帰れ!!勉強しろぉ!!真田ァ!!」


真田

「大丈夫だ(私/俺)は首席だ」


店長

「なんなんだっ!!お前はっ!!」


Fin



キーワード:コメディ・2人・男性1人・不問1

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